醸造酒のお話
- 2019.03.23
- ウィスキーのおはなし
ウィスキーは蒸留酒ですが、その前に醸造酒というものがあります。
ビールやワイン、日本酒がこれにあたります。
材料はビールなら麦、ワインはぶどう、日本酒はもちろんお米です。
まずはこれらの材料を糖化させます。
ビールなら麦を発芽させ細かく砕きお湯を入れて温度を保ち麦汁をつくります。
これが糖化です。
これに酵母入れ発酵させるのです。
日本酒も米に米麴と水で糖化同時に酵母を使い発酵させます。(複発酵酒)
さてワインですがこれだけは少々違いまして、原材料のぶどうにがすでに糖分をもっています。なのでそのままのしぼり汁に酵母を入れることで発酵できます。(単発酵酒)
歴史的に見ても醸造酒のほうがさきに出来ました。
たぶん?ぶどうなどの糖分が多いくだものが潰されその汁が自然発酵したものが最初ではないでしょうか?(紀元前6000?)
さて、この醸造酒から蒸留酒に発展していくのですが
それはまたこの次に。
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